【外出自粛】棚づくりDIY

30_設置完了 院長ブログ
部屋に設置完了

こんにちは。
COVIT19の影響で長い外出自粛が続いていますが、皆さんお元気ですかー!
人混みを避ける必要があるため、出かけることもできず難しい時期ですね。
私は臨時休業している中、家で棚づくりのDIYをしました。

時間があればたまにやっているDIYです。
今回は簡単な収納と観葉植物が置ける棚が欲しいとの妻のリクエストで手を付けました。
※ちょっと長いブログになります。<m(__)m>

01_ここに棚が欲しい

ここに棚が欲しい

モノづくりが好きな私としては、長いお休みはDIYするにはちょうどいいです。

1.デザインとサイズを決める

どのような棚にするか、デザインを考えてみました。
真ん中には大き目の植物を置き、両サイドに収納と上には小さな植物を置ける棚に決めました。

02_棚の設計図

棚のデザインと設計図

CADなどの本格的なものは使えないので、パソコンに入っているパワーポイントでよくこのような図面を書きます。
手書きだと絵を描くのが下手なのでむしろ時間もかかり、何を表現したいか分からないレベルなので・・・(笑)
両サイドの棚と真ん中の植物を置くテーブルの3つになる構成です。

安く済ませる予定なので、木材はすべてホームセンターで売っている「1×4(ワンバイフォー)」に決め、どれくらいの木材が必要か考えてみます。

03_必要木材の数

必要な木材の本数を計算

今度はExcelの出番です!
購入するワンバイフォーの木材は、幅89mm、長さ1820mm、厚さ19mmなので、切断する長さや本数などを数えてみると何本必要になるか分かりやすいです。

2.必要な材料の買い出し

これで、いざ買い出し!

04_木材買い出し

ホームセンターで木材買い出し

木材の種類や長さなどによって値段も様々です。
私が購入した1×4はSPF材でホームセンターでは一番安価で購入できます。
1本250円(税込み)なので、こちらを11本購入しました。
木材だけで、2750円です。安い!
けど、結果的に10本で足りていました。(笑)

その他、塗料(ワトコオイル)や木ダボ(8mm)、木材用ドリル(8mm)、ダボマーカー(8mm)、紙サンダー(#240、#400、耐水#400)を購入。

3.木材の切断

木材を設計図通りに切断します。
必要最低限の道具はあるので、それを利用しています。

05_木材の切断

木材の切断

ノコギリで切っていましたが、断面がキレイにそろわなかったり、まっすぐ切れない、長さがそろわない、そして疲れるなどで、電動のこぎりを使ってみると作業効率は格段と上がります。
電動のこぎりでも真っ直ぐ切る必要があるため、ガイドを利用しています。
こちらのガイドはネットを参考に手作りしたものです。

このような工具がない場合は、ホームセンターで切ってもらうのが一番いいです。
1回切りで50円ですが、サイズとおりにキレイに切ることは重要です。

06_電動丸ノコがいい

電動丸ノコが便利

07_同じサイズにそろった

同じ高さにそろった

4.角を取る、表面を磨く

角を取るためにトリマーを利用しています。
切断面に焦げ目ができるので、なんかカッコいいです。^^

08_角にトリマー

角を取るためにトリマー

トリマーがなければ、サンダーで削ってあげるといいです。
角が立ったままだとケガの恐れがあるだけではなく、木材も剥がれたりしやすいため、角をなくしてあげる方がいいです。

切断が終わったら、表面の磨きです。
木材の耐久性を上げるためにも、塗装するのがいいですが、ザラザラの面に塗装すると仕上がりがキレイになりません。
今回はサンダーで細かく研磨しました。
#240サンダーでザラザラを無くし、#400サンダーで表面をつるつるに磨きます。

09_サンダーで磨き

サンダーで表面磨き

10_サンダー終わり

サンダー作業終わり

サンダーを手作業する際は、小さな端切れの木材にサンダーを巻いて行うとやりやすいです。
電動だと楽ですが、騒音と木材をしっかり固定して置く必要もあります。
研磨作業は家族に手伝ってもらいました~

5.塗装する

いよいよ塗装の時間です。

11_塗装の手伝い

塗装の手伝い

12_30分後拭き取り

30分放置後に拭き取り

娘は物づくりや料理などが好きで、丁寧にやってくれるので安心して任せられます。
この棚に塗装をした塗料は、ワトコオイルです。
色は、自然な雰囲気を出すために「ナチュラル」を選びました。

今までは色があるペイントを使っていましたが、木目を生かしたく初めて使用したものです。
ワトコオイルは、色をつける役目と、木材の劣化をおさえてくれる効果があって24hほどの乾燥時間が必要です。

13_2度塗り

すぐに2度塗り

14_ウェット研磨

ウェット研磨で表面をさらに磨く

塗った後に30分ほど放置、その後にすぐ乾いた布で乾いてない塗料を拭き取ります。
その後、2度塗りをしますが、この時は1回目より半分以下くらいの量で充分。
2度塗りが終わったらすぐに乾いた布で拭き取ってください。

2度目の塗装の際に、「#400耐水ペーパー」のサンダーで濡れたままの状態で磨くと表面がさらにツルツルと仕上がります。研磨が終わってから抜き取ります。

この日の作業はここまで。
1日ほど乾かす必要があります。匂いがするので乾かす場所を考える必要があります。

6.組み立て

翌日。
組み立ての作業がこれからスタート!

15_板つなぎ

2枚の板つなぎ

16_ダボマーカー

ダボマーカーが便利

17_マークを付ける

マークを付ける

まずは、2枚の板をつなぐ必要があります。
木ダボでつなぎますが、同じ位置に穴をあけないと微妙にずれて仕上がりが悪くなったりしました。
ダボマーカーというのがあるのを知り、調達!便利ですし楽ちん~♪
もっとまっすぐに穴を開けるには、ダボ治具やドリルガイドがあるといいですが、ホームセンターで売ってなかったので、こちらで何とか。

18_木工用ボンド

ダボと木工用ボンド

19_圧着

圧着します

穴を開けたところに木工用ボンドを付けて、ダボを入れ、2枚の板をつなぎます。
しっかり圧着してあげるとキレイ&気持ちいい~~
以前はこれが微妙にズレていたので、ストレスでした。(笑)

20_ダボ穴あけ

ダボ穴あけのドリル

ダボと同じ太さのドリルで穴を開けるのですが、深く掘り過ぎないようにテープを巻くなりするといいです。
ダボ開け用の専用ドリルもありますが、他での活躍が少ないので、これで代用します。

21_板を補強

板を補強するため両面テープ

22_ねじ締

ねじ締でしっかり固定

23_足付け

足付けをする

24_手伝い中

娘が手伝い中

棚の真ん中に置く棚ですが、4枚の板をつなぎます。
奥行を合わせるためには、それぞれ板の間を空ける必要があり、ダボではなく後ろに補強するための板でしっかり固定します。
両面テープを利用して仮止めしておくとずれ難いので作業がしやすいです。
足をつけたり、叩いたり、また娘の出番です。^^

両サイドに置く棚の組み立てです。

25_組み立て

両サイドの棚組み立て

26_ずれないように挟む

ずれないように挟む

27_穴あけ

ドリルで穴あけ

棚は何度か作ったことがありますが、直角にしたり水平に組み立てたりするのが手作業のみでは、すごく難しいです。
クランプという木材を固定する道具や直角にしてくれる道具などを合わせて利用することで安定した作業とずれにくくなりました。
また、板は湿気などで、反ったり、ねじれたりしやすいです。
それを補正するにもこのような道具を利用して、少し強引な微調整が可能になります。

7.完成

いよいよ完成しましたー!

29_完成写真

完成写真

自分でみても良くできたものです。
うれしかったので、記念写真も~(笑)

28_完成記念写真

つなぎで成記念写真

昨年の移転作業の時に購入したツナギが大活躍です。
作業着があるとやりやすいですね。

そして、部屋に置いてみると、サイズがビッタリです!

30_設置完了

部屋に設置完了

今回の作業は3日かかりました。
切断に気を付けて、しっかり磨いて、丁寧に組み立てしたおかげで、グラグラ感もなくいい感じに仕上がりました。

8.最後に

見た目では、簡単な棚でしたが自分でやってみると素人なので時間かかりますね。(笑)

塗料はペイントと比べてオイルの方が気に入りました。
塗っている最中に風などで埃が付着したり、筆の抜け毛が付いたり慎重になりますが、このオイルは後から拭くタイプなので気にせず塗装ができますし、後から拭いてもキレイです。木の模様も生かせるので尚いいです。

ダボマーカーも楽でした。
もう一つ欲しいのは、ドリルガイドやダボ治具ですね。それはいずれ?(笑)

自分で作った棚は愛着があっていい!
以前は、USB充電回りをスッキリさせる箱や収納空間、ミシン代、押し入れの収納、店舗の棚などを作りました。
その中でも一番、時間をかけて丁寧に仕上げたものなので、出来上がりに大変満足しています。

嬉しい!

DIY用の工具が一通りあるのであれば、今回の木材と塗料だけを考えると5000円くらいでこの程度の棚が作れます。
次はさらに使い勝手をよくしたUSB充電箱を作り直したいですね。

初めての方も少し参考になるといいですね。
ご興味がある方、簡単なもの作りにチャレンジしてみてはいかがですか?^^

コロナに負けない楽しい時間をお過ごしください~

長いブログを最後までお読みいただきありがとうございました。

ドンファン

コメント

タイトルとURLをコピーしました